レンダースケールの見え方と利点
レンダースケールはOverwatchの設定で唯一、人によって変わる設定です。まず見え方について近距離と遠距離で比べてみましょう
50%
100%
50%
100%
50%のときは相手のキャラの縁に赤い線がはっきり見えます。こうすることで敵に当てやすくなるという人もいますしかし遠距離は画質が荒く敵が潰れて見えます。フレームレートは軽くなるのでかなり出ます。
100%のときは相手のキャラの縁の線は細くなりますが遠距離でもはっきりと見えるようになります。
この設定も好みの問題になると思います。widowの得意なCarpe Sayaplayerは100%でプレイしていますがPINE Surefourなどは75% Flowerは50%です。
しかし遠いと見づらいというのは欠点だと思うのでフレームレートの出る方は100%のほうがいいと思います。
サポートの方は安全な位置で遠くの敵を狙うことが多いので100%が安定しました。(個人談
解像度の設定とFOV
この記事では解像度とFOVについて説明します。
主に使われている解像度はゲームによって異なりますが16:9(1920x1080) 4:3(1024x768) (1280x960) (800x600)です。
互いのメリットをあげていきます。
16:9
- 遠くの敵の動きが遅く見える
- 細かいaimがしやすい
- 敵を見失いにくい
- 画質が一番きれい
4:3
- 上下のブレが少なく見えるのでリコイルコントロールがしやすい
- 体が大きく見えるので当てやすい
- 負荷が少ないので低スペでも安心
最近PUBGでは1728x1080の引き伸ばしでプレイしているプレイヤーが多くいます。私もその一人ですがメリットは16:9の設定に比べて4:3寄りのメリットが有るようです
1920x1080 fov103
1728x1080 fov103引き伸ばし
ぱっと見ると分かりづらいのですが缶の高さが1728x1080のほうが低くなっており太く見えます胴体が太く見える→当てやすいということだそうです。また解像度が低いので少しfpsがでます。
FOVについて
fov(Field of View)日本語で視野角といいます。視野角とは見える範囲のことで同じ画面サイズで見える範囲が狭い広いということは敵の見え方も変わってきます。
高fovのメリット・デメリット
- 見える範囲が広く敵が映りやすい
- 敵が小さく見えてしまう
- 振り向くのにマウスの操作量が少なくてすむ
低fovのメリット・デメリット
- 見える範囲が狭い
- 敵が大きく見えるのでaimがしやすい
- 振り向くのにマウスの操作量が多い
fov103
fov80
こちらの違いはわかりやすいですね。近づいたんじゃないの?というくらい見やすくなっています。
fovは好みの問題になるのでどれがいいとは限りませんプロでも103だったり100だったり95だったりと人それぞれです自分のやりやすいものを見つけましょう。
DPIとゲーム内感度
この記事はDPIって何?何にすればいいの?という初心者向けの説明になります
DPIとはDot Per Inchの略で1インチの間にどのくらいのドットを表現できるかの指標です。
マウスを1インチ(約2.5cm)動かしたときどのくらいの画面のドット(画素)が動くかということで、つまり400dpiだと画面の端から端までレティクルを動かすのにたくさんマウスを動かす必要があるということになります。高いdpiになるほどその操作量は減っていきます。
主にdpiは400 800 1600 3200が使われていましたが、今はマウスによっては細かく自由に設定できるようになって900 1000に設定しているプロもいます。
ゲーム内感度との合わせ方
ゲーム内感度x dpiの数をedpiといいそのゲームの感度の指標となり違うdpiとゲーム内感度でもedpiが同じになればマウスの操作量は同じになります。
ゲーム内感度とdpiの合わせ方の良くない例としてあげるとハイセンシの人が400dpiの20でやってますとなってはいけません。
理由はマウスが動いたと判断するドットの間隔が400dpiのほうが大きいため細かい動きが入力されず滑らかな動作ができない可能性があるからです。この場合1600dpiの5にしたほうが入力が細かに行われるためaimがしやすくなると言われています。
高dpi x 低ゲーム内感度の設定が基本になります。
ピクセルスキップについて
もっと細かく気にする方でピクセルスキップをなくそうとする人もいます。ピクセルスキップとはその名の通りでそのマウスのポーリングレートでは十分ではなくマウスを動かすとき実際にはピクセルを飛ばされ精度が落ちるというものです。プレイに影響がでるほど精度が落ちるというわけではありませんが気にする方はこのサイトを使うといいかもです。
このサイトのInputsに自分のdpi とゲーム内感度(ingame)を入力し自分の利用している解像度(変えていなければ1920x1080)の箱が青くなればピクセルスキップが起きていないことになります。起きないようにするにはdpiを高くしゲーム内感度を下げる必要があるようです。
感度の種類とメリットとデメリット
FPSをするにあたってまず自分の感度を考えなくてはいけません。
ここではまずセンシって何?という初心者や知識の確認のための記事になります。
センシはSensitivity(感度)の略のことを指します。
センシは主にマウスのDPI、ゲーム内感度で決まります。センシによってレティクルが早く動かせたり、遅くすることができます。ではそれぞれの呼び方、メリットとデメリットを上げていきます。
ローセンシ(low sensitivity)
読んで字のごとく低い感度のことを指します。腕全体でマウスを動かし振り向くのにマウスパッドの端から端までマウスを振り回す人もいます。CSGOなど正確なaimが必要なゲームではローセンシにしているプロが多いです。
メリット
- マウスの操作量が多いため細かい正確なaimが可能
- リコイルコントロールがしやすい
- 日によって感覚の誤差が影響しにくいため調子が変わりづらい
デメリット
- 真後ろの敵などには対応しづらい
- 夏だと湿度の影響でマウスパッドが滑りにくくなったり汗でやりづらくなることがある
- 腕を振り回すので慣れない限り長時間のプレイは疲れる
ハイセンシ(high sensitivity)
次は高い感度です。腕を使わず手首やもっと高い感度だと指だけでレティクルを操作します。操作の速さ以上にレティクルを速く動かすことができるので正確に合わせることができれば理論値最強のプレイができます。しかしFPSでは正確さが問われるのでプレイヤーは少ないです。
メリット
- マウスの操作量が少ないため素早いaimが可能
- クリアリングや周りを見渡すことなどが楽
- 疲れにくい
デメリット
- 細かい操作なので調子によって影響される
ミドルセンシ(middle sensitivity)
ローセンシとハイセンシの中間に当たる感度です。腕と手首の両方を使ってaimします。素早い操作と正確さが問われるowのプロはこの感度がとても多い印象があります。
メリットとデメリットも中間なので大抵の人はここに落ち着きます。
なんでハイセンシとローセンシだと低いほうが正確に当てやすい?と質問されたことがあるので答えると10cmマウスを動かして的に当てるのと1cmだけマウスを動かして的に当てるのだとどちらが簡単かということです(例えが下手で間違ってたらすみません
更に細かく分けると
~5cm - ultra high(ウルトラハイセンシ)
5cm~10cm - super high(スーパーハイセンシ)
10cm~15cm - high(ハイセンシ)
15cm~20cm - middle(ミドルセンシ)
20cm~25cm - low(ローセンシ)
25cm~30cm - super low(スーパーローセンシ)
30cm~ - ultra low(ウルトラローセンシ)
と言う人もいます。(あまり使いません)
結局どのセンシがいいの?
自分の感度はあなたの当てやすいと感じる感度がベストです。センシの合わせ方や探し方は別な記事にてまた説明します。そして一度感度を決めたら2ヶ月は同じ感度でやり続ける必要があります。誤差で合わないとなるのは感度があってないのではなく自分がその感度にまだ慣れていないからで、時間が経てばその感度でプレイできます。プロでも感度を変えパフォーマンスをあげようと頑張る人がいますが、大抵は失敗して元に戻したり変えずに続けている人のほうが結果を残していると感じます。